BIG3とは?初心者が最初の3か月でやること
スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの3種目は「BIG3」と呼ばれ、筋トレの基本になる種目です。この記事では、BIG3を始めたばかりの方が最初の3か月で何をすればよいかを、順番に解説します。
BIG3とは
BIG3は、スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの3種目のことです。どれも複数の関節を同時に動かす種目で、体の大きな筋肉をまとめて鍛えられます。パワーリフティングという競技は、この3種目の合計重量を競います。
| 種目 | 主に使う筋肉 | 動き |
|---|---|---|
| スクワット | 太ももの前、お尻、太ももの内側、体幹 | バーを肩にかついでしゃがみ、立ち上がる |
| ベンチプレス | 胸、肩の前、二の腕の裏 | ベンチにあお向けになり、バーを胸まで下ろして押し上げる |
| デッドリフト | 背中、お尻、太ももの裏、握力 | 床に置いたバーを、立ち上がりながら持ち上げる |
初心者にBIG3をすすめる理由
- 少ない種目で全身を鍛えられます。3種目で、上半身・下半身・背中をひと通り使います。ジムにいる時間が短くても続けやすいです。
- 伸びが数字でわかります。挙げた重量がそのまま記録になるので、成長を実感しやすいです。
- ほかの種目の土台になります。BIG3で身につく「腹圧を入れる」「背中をまっすぐ保つ」といった動きは、多くの種目で役立ちます。
週に何回やるか
最初は週2〜3回、全身をまとめて鍛えるのがおすすめです。同じ筋肉は、トレーニングの後に2〜3日休ませるのが一般的な目安です。
例えば週3回なら、月・水・金のように1日ずつあけます。週2回なら、月と木のように2〜3日あけます。
筋肉痛が残っていても、動かしにくいほどでなければトレーニングして構いません。ただし、関節に鋭い痛みがある場合は休んでください。
最初の重量の決め方
最初の数週間は、重量よりもフォームを覚えることを優先します。
- バーだけ(20kg)で、5回を数セットやってみます。
- フォームが崩れなければ、次のセットで2.5〜5kg増やします。
- 「あと2〜3回はできる」と感じる重量で5回できたら、それをその日のメインの重量にします。
バーだけでも重く感じる場合は、軽いバーやダンベルから始めても問題ありません。
重量の伸ばし方
始めたばかりのころは、体が重さに慣れるのが早いため、毎回のように重量を増やせます。前回と同じ回数とセット数をこなせたら、次回はスクワットとデッドリフトで2.5〜5kg、ベンチプレスで1.25〜2.5kg増やす、という方法が基本です。
この伸び方は、多くの人が数か月で止まります。同じ重量で2〜3回続けて失敗するようになったら、週ごとに重さを変える「周期化」のメニューに切り替える時期です。
最初の3か月の進め方
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1〜4週目 | バーや軽い重量でフォームを覚える。動画を撮って確認する。 |
| 5〜8週目 | 毎回少しずつ重量を増やす。重量と回数を記録する。 |
| 9週目以降 | 最近の記録からMAXを推定し、8週間のメニューに取り組む。 |
9週目以降は、BIG3 メニューメーカーで最近の重量と回数を入れれば、MAXの推定から8週間分のメニュー作成まで自動でできます。
安全のための準備
- セーフティバーを使います。スクワットとベンチプレスは、パワーラックのセーフティバーを必ずセットします。挙がらなかったときに、バーを置いて逃げられます。
- 補助者をつけます。重い重量に挑戦するときは、ジムのスタッフや友人に補助を頼みます。
- ウォームアップをします。いきなり重い重量を持たず、軽い重量から段階的に上げます。
- 痛みがあればやめます。筋肉の疲れではなく、関節や腰に鋭い痛みがある場合は中止します。
持病がある方や、腰・膝・肩にケガの経歴がある方は、医師に相談してから始めてください。
最近の重量と回数がわかれば、すぐに8週間のメニューを作れます。
8週間メニューを作る